入社してからの10年間、私のデスクはそれはそれはひどいものでした。
- 納期が管理できているつもりでいる、平積みにされた書類たち。
- ペン立てはデスクに置くものでしょ!という固定観念で置いている、
ごちゃごちゃのペン立て - どこに置いていいかわからいず、とりあえずデスクに置いている出番の少ない書籍
- 昨日の飲みかけのペットボトル(恥)
このような環境で仕事をしていました。集中できているつもりでも、視覚を通して頭の中にノイズが入ってきます。 ADHDは、一度に複数のことを処理するマルチタスクが苦手と一般的にいわれています。
そこで、余計なノイズを入れないよう、【デスクの上に何も置かない】を徹底してみました。
感じたメリット
目の前の仕事に集中できる
目に入るモノが多い空間では、脳がそれらを無意識に処理しようとします。この「視覚的ノイズ」によって脳が疲れ、注意力が散漫になります。
また、「未完了のタスクがたくさんある」という印象を脳に与えます。これは無意識のうちに「やらなければいけないことが多い」と感じさせ、ストレスを生む原因になります。
モノが少ない環境ではこうした負担が減り、エネルギーをより重要なタスクに集中させることが可能になります。
ストレスが減り、リラックスした状態で仕事ができる
「どれを使おう」「どこに置けばいいだろう」といった小さな意思決定が増えます。
こうした些細な選択の積み重ねが「意思決定疲れ」を引き起こし、ストレスの原因になります。
モノが少ない環境では、選択肢が限られるため、脳疲労が軽減します。
自己肯定感が上がる
モノが少なく整然とした空間では、脳は「すべてがコントロールされている」と感じ、安心感を得られるため、精神的な余裕が生まれます。
整理整頓された環境は「私は物事をうまく管理できている」、「すべてが自分でコントロールしている」という感覚を与えます。この自己効力感が高まると、不安が減少し、日々の生活に自信を持つことができます。
時間に余裕が生まれる
モノが多いと片付けや掃除に時間を費やすことになります。これがストレスの一因にもなりますが、モノが少ない環境では掃除や整理整頓の手間が減り、自由な時間が増えます。
増えた時間でより多くのタスクをこなしたり、またはこっそり休憩したり♪
余計なノイズを排除するつもりで、デスクの上のモノを徹底的に片付けた
片付けているのに、すぐにまた散らかってしまうという方

机の上に出ているモノの住所を決めていますか?
とりあえず引き出しにしまったものの、どこに置いていいかわからずに、またデスクに置いてしまう。
その積み重ねでデスクはまたモノがあふれます。
1 モノの取捨選択をしましょう
2 残ったモノの住所を決めましょう
この2つがまもられなければ、またデスクは散らかります。
まとめ
デスクの上を見回してみてください。散らかっていませんか? たとえ整理整頓されていても、PC以外に今必要のないモノが置かれていませんか?ペン立てや書類トレーでさえ、思い切って排除してみましょう。私はそれがミスを軽減に一躍かっていると感じられました。
行動実験をしてみましょう!試すのは無料です。ノーリスクでリターンを得られる可能性があります。
些細なことではありますが、少しでも生きやすくなる小技を集めていきたいと思っています。
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